学生のインターン先を模索。ルワンダのソフトウェア開発会社を訪問してみた。

2016/04/29

JOCV 活動内容

t f B! P L
もうすぐ生徒達のインターンシップの時期。ですが、生徒数に対して、インターンシップ先が十分に確保出来ているとは言いがたいのが現状で、インターン先は、政府機関のIT部門とか、テクニカルセカンダリー(日本で言う工業高校みたいなところ)が多かったりします。そして、半分くらいの生徒は、行先がなく、学校でインターンという名の実習をしていたりします。

なんということだ。せっかくのインターンなんだから、ちゃんと現場を知って、仕事に対するやる気とかモチベーションとか、振る舞いとかそういうの学んでもらいたい。。。

と思い、ルワンダでオフショア開発をしている日本企業の方にお願いして、会社の見学をさせてもらいました。

今回お世話になったのが、Wiredinのアランさん

アメリカの大学で勉強をして、フリーランスで10年ほどプログラマとして働いたのち、2014年にこの会社を設立。今は従業員5人程度の小さなソフトウェア開発会社で、PHPをメインに日本からのオフショアを主に請け負っているそうです。

さっそく、ぜひともプログラムの現場を学生に知ってもらいたいので、テスターでもなんでもいいからインターンとして学生を受け入れてもらえないかというお願いをしたところ、快く、考えてくれるとのお返事をいただきました。なんて良い人。

こちらの企業でも、もっと従業員を増やしたいが、なかなか現地の採用基準を満たす人材を見つけられないでいるとのことで、インターン生が優秀であれば、そのまま採用も考えられるかもしれないとまで言ってくれました。

正直、現場が求めているレベルのスキルを持った学生がいるとは言いがたいのですが、このチャンスをものにできる学生がいたら嬉しい。というか、ものにできるようにサポートしたい。

企業の求める人材のスキルレベルと学生の卒業時のスキルレベルのギャップが問題だということは重々承知している。日本みたいに、企業が新人を育成するような環境があるわけもなく。だから、新卒にもある一定のレベルが求められるのもしょうがない。

それでも、アランさんは、
スキルは後からついてくる。それよりも、高い志しとモチベーションで仕事ができる人が欲しい。

と言ってました。そうですよね、私もそう思います。同じ考えの人に出会えて嬉しい。インターン採用してもらえるように、がんばろう。

自己紹介

marusunrise
Web系のフリーランス。好きなときに好きなことをできる暮らしをめざしています。今はこども2人の子育てに紛争中。

ブログ アーカイブ

QooQ