7年ほど前、ルワンダの政策としてOneLaptopPerChild(略称:OLPC)が始まりました。小学校の4、5、6年生を対象に一人1台ラップトップを使ってICT教育を行うというもので、ルワンダのお札にも描かれるくらいの期待度でしたが、実際には上手くいっていないようです。
REBOOT NEEDED: After 7 years, One Laptop Per Child program remains a dream to public schools
記事によると、ラップトップの多くは、一度も開封されることなく倉庫に眠っているそうです。さらには、電気のない学校に配られていたりもするため、せっかく配ったのに使えないという状態らしい。OSも独自のOSで、指導者向けの研修はあったものの実際は使えない先生がほとんどで、ICTの授業があっても教えられていないのだとか。
と、この記事を読んだちょうどその時、配属先のお隣の小学校の校長から、laptopを使いたいけど使い方がわからないから教えてくれないか、という相談を受けました。
この小学校に配布されたlaptopも倉庫に眠っていました。先生たちは使い方がわからないので、どうしたらいいかわからないとのこと。
うん、全くもって記事の通り。
OLPCが援助で行われたものか何なのか背景は詳しく知りませんが、計画性もなく(いや、一応あるのか、計画。ただ、思ったように進んでいないだけで。見通しが甘かったんだな。。。)ただモノを与えてそれでOK!というのは、いかがかと思いますね。
小さいところからコツコツと。
大学が休みの間、まずはお隣の小学校のICT教育のサポートから始めてみようと思います。