ルワンダで稲刈り体験、古き良き日本を知る。

2016/06/16

JOCV Rwanda 活動内容

t f B! P L
週末、同期の稲作隊員Jが企画してくれた、稲刈りイベントに参加してきました。

キガリから約2時間ほど北東に行ったガチボ県がJの任地。午前中の暑くなる前に作業を終了するため、朝9時半頃に田んぼに集合です。
稲の借り方をレクチャーしれくれるJ。

今回は、Jが試験的に育てた田んぼで、雑草や混在している亜種を刈り取る事、そして、ネリカ米のサンプルを採取するのが、我々に課せられた仕事です。Jのカウンターパートやアシスタントが助けてくれます。

さて、初稲刈りどうなるか!?気合いを入れてスタート!

と、意気込んだものの数秒後、あまりのぬかるみに歩けず、結果、コケる。どろどろ。稲をなぎ倒し、「ミステリーサークルができたね」とJのカウンターパートに呆れられてしまいました。ホント申し訳ない。(´・ω・`)

数分でヘトヘト。最後はちょっとコツがつかめたから楽しくなってきたけど、かなりの重労働。これを毎日やってるのか、稲作隊員。頭が下がります。

休憩の後はサンプルのネリカ米の脱穀。ネリカと一言に言っても、いろんな種類があるそうで、今回はネリカⅠ、Ⅳ、Ⅹを採取しました。Jのところだと、ネリカⅣが一番収穫高が良いみたい。

日本古来の手法を使ってお箸を使って脱穀も体験。この手法には、ルワンダ人も興味津津の様子。

普段ルワンダでは石にたたきつけて脱穀しているそうで、Jの話によると、そのやり方だと30%くらい(だったけか?)の米を無駄にしているらしい。ほう、脱穀の方法もいろいろあるんですね、勉強になります。

何事も身を持って体験するって大事ですね。百聞は一見にしかず。視点が変わります。

J宅に帰ったら、Jの手作り料理でお腹を満たします。我々体験組は疲れて動けず。(笑)遊びに行くと、いつも美味しいご飯を振る舞ってくれるJ。無心でいただきました。ありがとーう。ヽ(´ー`)ノ
見た目は黒いけど、角煮っぽいやつ。美味でした。

ルワンダ人だけでなく、こうやって隊員も巻き込んでイベントを考えるJはすごいな、と同期隊員の活躍をひしひしと感じるのでした。

米の収穫量は他のアフリカ諸国に比べるとけっこう高いルワンダ。(谷があるからかな?)でも、ルワンダ人の消費が多くて、輸入もしています。どうやって収穫高をあげるかが、稲作隊員の課題だそうです。美味しいお米のために頑張ってくれ、稲作隊員。

自己紹介

marusunrise
Web系のフリーランス。好きなときに好きなことをできる暮らしをめざしています。今はこども2人の子育てに紛争中。

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