ルワンダで初授業。

2015/03/12

JOCV Life Rwanda 活動内容

t f B! P L
今日は担当の先生がいないということで、代わりに私が授業。

授業は8時から12時まで1クラスと2時から5時まで別のクラス。
あまりアフリカンタイムを感じないルワンダですが、始業前にクラスにいる子はほとんどいない。いやいや、仮にもここ国立の学校だし。ってか何よりもまず、時間を守ろうよ、一人の人間として。

ってことで、先週の授業時に8時よりも遅れたら欠席扱いにしますよ。と言ってみたのですが、あまり効果なし。8時前に教室にいたのは結局半分くらい。出欠確認の途中で教室に入ろうとする子は出欠確認が終わるまでドアの近くで待機。と、厳し目にスタートしてみる。

教室はこんな感じ。


個人的に一番奥にはられているアインシュタインのポスターがお気に入りです。

担当するのはJavaAdvancedというコースで、2年の卒業間近の生徒たちが対象。Javaの集大成。

生徒45人に対して、 PCは30台。けっこうな割合で壊れている。自分のラップトップを持ってきている子も数人いるけど、それでも一人1台はあたらない。すでに授業スタイルが出来上がっていて、数人で1台を使っているものの、タイピングしているのはずっと同じ子で、他の子はとなりで見ているだけだったりする。

プログラミングって、頭で考えるのも大事だけど、手を動かしてなんぼだと思う。この学校「Hands on Skill」を売りにしてるのに、これでいいのかとふと感じつつも授業を開始。

前の授業でインストールしたはずなのに開発環境が出来上がってなかったり、停電してPCがPowerDownしたり、いろいろで思ったように授業が進まない。

プログラム書いてても、なぜそうなのかを考えずにただ例文を書き写しているだけっぽいのが気になる。ルワンダの教育の根本をここで感じることになるとは。

生徒はなんでエラーになるのかがわからない。そして大体、同じところでつまづく。あー、それ授業で説明したな、ってところを何度も聞かれる。きっと私のインストラクション不足。反省します。Advancedだから理解できるでしょと思ったのが甘かった。。

あとTomcatが不安定でムカつく。笑 Tomcatのこととかそんなに詳しくないんですけど、正直。。(泣)まぁやるしかないので、なんとか四苦八苦しながらやっています。

一番の救いは、生徒が真面目にやってくれたこと。素直な子たちで良かった。ホント。もっと生徒が飽きないような授業ができるように、かんがえないとなぁ。

ってことで壊れているPC直したり、開発環境整えたり、授業態度の改善を促していきたいなぁ、なんてちょっと今後のことを考えてたりします。

てか、さっそく生徒に貸したUSBがウィルスにやられました。学校のPCキケン!!


自己紹介

marusunrise
Web系のフリーランス。好きなときに好きなことをできる暮らしをめざしています。今はこども2人の子育てに紛争中。

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